1995-11-28 ArtNo.4100
◆<印尼>電力公社、シンガポール・パワーをパートナーに
【ジャカルタ】インドネシア電力公社(PLN)は、シンガポール・パワーを国内電力開発事業の戦略パートナーの1社に選んだ。
PLNのジトゥン・マルスディ社長が先週金曜語ったところによると、シンガポール・パートナーとの関係覚書は来月交換される。PLNはこれ以前に英国のナショナル・パワー・アンド・ナショナル・グリッド、香港のチャイナ・ライト・アンド・パワーLtd、フランスのエレクトリシテ・ド・フランスと同様の協定を結んでいる。PLNは向こう5年間に電力供給能力を1万3000MW(メガワット)拡大する計画で、内3000MWは民間部門により供給される。同目標を達成するには年間80兆~100兆ルピア(S$50-61億)を必要とする。先月ジャカルタ・ポストが報じたところによれば、政府は既に民間企業3社の発電プロジェクトを認可しており、内東ジャワにおける10億米ドルのプロジェクトが近く着工される見通しだ。政府はまた来年PLNの民営化を予定している。(ST,BT:11/27)
|