【ニューデリー】日本政府は9件のインフラ開発プロジェクトに8582クロー(US$21.11億)の援助を約束した。これは日本がインドに対して行った政府開発援助としては過去最高額。
エコノミック・タイムズが政府公報を引用し5月12日報じたところによると、これらのプロジェクトには西ベンガル州Kolkataの地下鉄工事、タミールナド州Hogennakalの水供給計画、同州市街地インフラ開発計画、デリー地下鉄第2期工事、アンドラプラデシュ州Hyderabad環状道路プロジェクト、ハリヤナ州交通システム・プロジェクト、ウッタルプラデシュ州植林・貧困撲滅計画が含まれる。
日本は今年初にはGoa上下水道事業やマハラシュトラ州交通システム計画にも支援を約束しており、両国政府は、貨物専用鉄道計画、タミールナド州Chennai地下鉄計画、Delhi-Mumbai産業大動脈計画、インド工科大学(IIT: Indian Institute of Technology)新キャンパス建設計画等についても交渉を進めている。
両国政府はまた金融危機に際して両国通貨をスワップすること、経済問題に関するハイレベルな政策会議及びインド日本戦略会議を毎年催すことでも合意している。