【ニューデリー】今年4月の乗用車(car)の国内販売台数は9万8740台と、昨年同月の8万4283台に比べ17.15%増加した。
エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月8/9日、インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of Indian Automobile Manufacturers)のデータを引用し伝えたところによると、多目的車(multi-purpose vehicle)の4月の販売台数は前年同月の6118台から9070台に48.20%増加、多目的車と乗用車から成る乗用車両(passenger-vehicle)の合計販売台数は21%の成長を見た。
乗用車及び二輪車の消費税が2月に4%ポイントカットされたのに伴い一旦下降した価格が再度引き上 ーられることが予想されたこともあって、乗用車販売の成長基調は維持され、二輪車業界も15ヶ月に及んだ低迷から脱した。この結果、インド自動車産業の4月の販売台数は全体として9.83%の伸びを実現した。全ての部門がプラス成長を記録したのは、過去3四半期来初めてのこと。しかしこうした成長基調が維持されるか否かについてアナリストの見方は分かれている。