【ムンバイ】中央銀行Reserve Bank of India(RBI)は、銀行界がより競争力有る金利でより多くの資金をインフラプロジェクトに融資するのを促す狙いから、インフラ部門に対する融資条件を緩和した。
インディアン・エクスプレスとデカン・ヘラルドが5月9日、RBIの通達を引用し伝えたところによると、インフラストラクチャー・プロジェクトに対する銀行ローンは、商業生産が当初予定された期日を2年以上(これまでは1年以上)遅れた場合に限りサブスタンダードとして処理される。
中央銀行の以上の方針決定は、YV Reddy中央銀行総裁が2008年4月29日に発表した年次信用政策(annual credit policy)の中で表明した方針に基づいている。中央銀行は、プロジェクトの完成遅延の法的側面やその他の副次的側面を配慮して資産分類に調整を加える方針を決めた。
資産分類規則の下、銀行はサブスタンダード資産には最低10%の引き当てをせねばならず、無担保なら20%を引き当てねばならない。