【ニューデリー】国営電話会社Bharat Sanchar Nigam Ltd(BSNL)は総額4万クロー(US$98.41億)と見積もられる9300万回線のGSM(Global System for Mobile Communication)移動体通信機器購買入札を募集した。
エコノミック・タイムズが5月9日、BSNL幹部の言を引用し伝えたところによると、この内約2100万回線は第3世代(3G)サービスに配分される。Ericsson/Nokia Siemens/Motorola/Nortel/Alcatel Lucent/Huawei/ZTEを含む国際通信機器メジャーに入札募集通知を送付した。入札の締め切りは7月16日。契約は各2500万回線の北部管区/南部管区/西部管区、そして1800万回線の東部管区に分割して、発注される。1業者は2管区までの契約、したがって最大5000万回線を受注できる。加えて各管区の契約は2Gライン、3Gライン、インフラストラクチャー、OSS & BSS(operating and business support systems)の4つのコンポーネントに細分され発注される。1企業は何れか1コンポーネントに入札することも、全てのコンポーネントに入札することもできる。例えばインフラストラクチャー企業や単なるタワー会社、あるいは情報技術(IT)企業も、何れかのコンポーネントに単独で入札できる。このように契約を細分化した目的は小規模企業にも入札の機会を提供し、競争を促すことにあると言う。