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2008-05-09 ArtNo.40965
◆二次鉄鋼メーカーも値下げ、一次メーカー再値下げ受け入れ
【ニューデリー】一次鉄鋼メーカーが熱間圧延コイル(HRC)価格を引き下げたのを受け、二次鉄鋼メーカーも冷間圧延コイル(CRC)及び亜鉛メッキ鋼板の価格をトン当たり500ルピーほど引き下げた。
エコノミック・タイムズが5月6日伝えたところによると、デリー拠点のBhushan Steelやマハラシュトラ州Mumbai拠点のUttam Galva Steels Ltd(UGSL)を初めとする二次鉄鋼メーカ[は、それぞれ製品価格を下方修正した。これはIspat Industries Ltd(IIL)やJSW Steelが値下げを発表したのに伴うもの。
JSW SteelはHRCのトン当たり価格を500ルピー、亜鉛メッキ鋼板のそれを750ルピー、それぞれ引き下げ、IILはHRCを同400ルピー、亜鉛メッキ製品を同500ルピー、引き下げた。
Bhushan SteelのBS Johri財務担当重役は、「一次メーカーが税引き下げによって得た恩恵はトン当たり500ルピーでは済まない。もっと値下げすべきだ」と指摘した。それによると、Bhushan Steelは輸入原料を用いてCRCを製造しているため、同社の値下げは国際価格の動向に基づくものと言う。
HRC価格は2007年12月以来ほぼ50%値上がりし、トン当たり4万ルピーに達している。これに伴いCRCのトン当たり価格も4万5000ルピーに押し上げられた。
業界観測筋によると、HRCのトン当たり500ルピーの値下げは、微々たるもので、無視できるほどのもの。冷間圧延鋼製造業者協会(CRSMA:Cold Rolled Steel Manufacturers Association)のS C Mathur会頭は、「鉄鋼値上がりの経済に及ぼす影響を抑制する上からすれば、HRCの値下げ幅は余りに小さすぎる」と指摘した。
インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、デカン・ヘラルドが8日報じたところによると、主要鉄鋼メーカーは7日政府の呼びかけに応え一次製品の大幅な値下げを認めた。今年4月に値上げした鉄鋼メーカーは鋼板価格をトン当たり4000ルピー、条鋼については再圧延棒鋼やその他の構造用鋼の価格をトン当たり2000ルピー即日値下げした。
政府は輸出税を撤廃もしくは緩和することを条件に値下げを迫り、メーカー側は終にこれを受け入れたと言う。政府がいつどのような方式で輸出税に見直しを加えるかは明かでない。
エコノミック・タイムズが9日伝えたところによると、主要二次鉄鋼メーカーもこれを受けてCRCのトン当たり価格を即日4000ルピー引き下げる方針を決めた。
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