【ムンバイ】Tata Power Company Ltd(TPC)は5億米ドルを投じ9隻の船舶を調達、インドネシアで手に入れた石炭をインド西海岸に設けた同社発電所まで輸送する計画だ。
ビジネス・スタンダードが5月7日伝えたところによると、TPCのS Ramakrishnan重役(ED)はこのほど同紙に以上の消息を語った。それによると、TPCはシンガポールにTPC Energy Asia(TPCEA)と言う特殊目的会社を設立、船団の組織を進めており、既に同目的のために3隻の船舶をチャーターした。チャーターがだめな場合には購入する計画で、9隻中4~5隻を購入する可能性がある。1隻当たりの購入コストはおよそ1億米ドルと見積もられる。現時点ではTPCの需要に照準を合わせているが、輸送キャパシティーにゆとりができた際には、グループ企業を含む他社の需要に応じることも検討すると言う。