SEAnews 2008-05-05 ArtNo.40947

【ニューデリー】ルピー高など様々な障害に直面する中、2007－08年の輸出総額は1555億米ドルと、目標とした1600億米ドルには達しなかったが、前年の1264億米ドルに比べ米ドル建てで23.02％成長した。
エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルドが5月1／2日、商工省発表の暫定統計数字を引用し伝えたところによると、2007－08年通年の輸出はルピー建てでは62万5471.22クローと、前年の57万1779クローに比べ9.39％増加した。
2007－08年通年の輸入額は前年の1857億米ドルから2359億米ドルに27.01％、ルピー建てでは同84万506クローから94万9133.82クローに13％増加した。このうち石油輸入は前年の570億米ドルから770億米ドルに35.09％、非石油輸入は同129億米ドルから159億米ドルに23.36％、それぞれ拡大した。
この結果2007－08年の貿易赤字は前年の593億2000万米ドルから803億9000万米ドルに35.51％拡大した。
2008年3月に限って見ると、輸出は昨年同月の128億6000万米ドルから162億8000万米ドルに26.59％増加した。輸入は同171億3000万米ドルから231億7000万米ドルに35.24％、石油輸入は同49億米ドルから86億米ドルに77％、非石油輸入は同122億4000万米ドルから145億4000万米ドルに18.73％、それぞれ増加した。
商工省のGopal K. Pillai次官によると、工学製品、化学品、製薬製品、宝飾品、石油製品の昨年の輸出は好調で、繊維、衣料品輸出にも復調の兆しが見られる。このため今会計年度の2000億米ドルの輸出目標も実現可能と言う。