2008-05-05 ArtNo.40946
◆Gujarat製油所メガ改修工事2010年3月までに完成
【ヴァドダラ】Indian Oil Corporation(IOC)はGujarat Refineryのガソリン及びディーゼル油製品をEuro-III/Euro-IV基準を満たしたものにするための改修工事を2010年3月までに完成させる。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月1日報じたところによると、IOC取締役会が2007年10月29日の会議で承認した見積もりコスト5693クロー(US$14.01億)の同プロジェクトの下、この他、残留物のアップグレードや原料の輸入低硫黄原油を低コストな高硫黄原油に転換することを通じ、収率(distillate yield)を約7%引き上げる。
目下、約11件の契約が実行されており、2008年3月時点の完成率は目標の22%を上回る24.04%に達した。
IOC取締役会はまた2007年12月の会議で、ナフサから37万トンのパラキシレンを生産する詳細事業化調査を行うことを認めた。これはアジア太平洋地域における商業販売を通じた利益が望める上、国内にも潜在需要が見込めるため。
グジャラート製油所の年間原油処理能力は1965年に操業を開始した当初の200万トンから2007-08年の1371万トンに拡大、公共部門の製油所としては国内最大になった。同製油所の前年の原油処理量は1295万トンだった。
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