【ニューデリー】世界のアウトソーシング・プロバイダー・トップ10リストにインド企業5社が名を連ね、席巻する勢いを見せている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとインディアン・エクスプレスが5月2/3日伝えたところによると、国際アウトソーシング・サービス専門協会(IAOP:International Association of Outsourcing Professionals)がまとめた『2008年グローバル・アウトソーシング100』リストのトップ10に名を連ねたインド企業5社とは、Infosys3位/TCS6位/Wipro7位/Genpact9位/Tech Mahindra10位で、年商6000万米ドル以上の企業から成る同リストの1位と2位は米国企業2社AccentureとIBMが占めた。100位以内には19カ国の企業が名を連ね、インド企業は20社を数えた。これらインド企業とは11位HCL Technology/16位Mastek/19位WNS Global Services/22位Hexaware/26位ExlService/28位24/7 Customer/36位Cambridge/40位ITC Infotech/42位KPIT Cummins/46位Patni/53位Zensar/54位MindTree/56位Mphasis/62位Aditya Birla Minacs/73位FirstSource Solutions/84位VCustomer。
この他の主立った企業としては、Hewlett-Packardが8位にランクされ、フランス企業2社SodexoとCapgeminiも含まれている。今回初めてランキング入りしたのは、中国企業Beyondsoftと米国企業LawScribe、そしてロシア企業MERA NNの3社。
これら企業の年収は前年に比べ平均24%アップ、前年の平均伸び率16%を上回った。平均売上げは17億米ドルで、平均雇用数は2万7000人。