SEAnews 2008-05-02 ArtNo.40935

【ニューデリー】韓国の製菓大手Lotteは、新たに完全出資子会社を設立、既存の上場子会社Lotte India Corpが目下輸入している製品のインド国内における製造に乗り出す。
エコノミック・タイムズが4月25日伝えたところによると、ロッテは新子会社に200～300クロー(US$4932万-7397万)を投資する計画だ。
Lotte IndiaのV Kalayanasundaram財務担当重役(CFO)によると、ロッテが80.39％出資する既存のLotte Indiaは今年2月に株主割当を発行し、最大200クローを調達、インド事業の拡張に充当するはずだった。しかし株式市況が急落したため、株主割当計画は不発に終わった。このためロッテは別途100％子会社を設立し、新事業に乗り出す方針を決めた。新子会社は向こう3年間に50クロー(US$1233万)の年間売上げを実現できる見通しだ。
Lotte Indiaの株価は今年1月に52週間来最高の536ルピーを記録した後、半値に下降した。目下同社の時価総額は90クロー(US$2219万)前後と言う。