SEAnews 2008-04-30 ArtNo.40916

【ハイデラバード】地元のポリマー碍子製造会社Goldstone Infratech Ltd(GIL)ﾍ、韓国の半導体専門家June Min氏に率いられるTF(Thin Film) SolarPower及び韓国の設備業者Jusung Engineeringと合弁で600クロー(US$1.48億)を投じアンドラプラデシュ州HyderabadのFab City内にソーラ・パネル製造施設を設ける。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとインディアン・エクスプレスが4月29日報じたところによると、GIL社は28日、韓国のパートナーと共同記者会見を催し、以上の計画を発表した。それによると、GILは同プロジェクトに54％出資、残りの46％を韓国パートナー2社が分け合う。プロジェクトの借入／自己資本比率は1.5：1。June Min氏に割り当てられたFab City内の50エーカーの土地に2009年第1四半期の稼働を目処に工場を設ける。当初キャパシティー54MW(ﾒｶﾞﾜｯﾄ)の工場には2本の製造ラインが設けられ、Jusung社が特許を保持する3Ｄセル設計技術を用いて製造した製品は主に欧州に輸出される。新工場には当初韓国人エンジニア約20人を含む220人前後が勤務する。プラント・キャパシティーは向こう4～5年間に進められる第1期計画期間に350MWまで拡張され、第1期計画を通じて2800クロー(US$6.90億)が投資される。新工場のクリーン・ルームはSungdo ENGが建設する。
ちなみにJune Min氏は当初同地に6000クロー(US$14.79億)の半導体ファブを建設する計画を発表したが、出資者が集まらず、同計画はまだ離陸するに至っていない。