2008-04-28 ArtNo.40905
◆Tata Steel、US$197億投じ3鉄鋼プラント建設
【コルカタ】Tata Steel Ltd(TSL)は国内における3件の新鉄鋼プラント建設計画に8万クロー(US$197.26億)を投資する計画で、これにより国内設備能力は今年7月半ば時点の年産700万トンから3500万トンに拡大する。
ザ・ヒンドゥーが4月24日報じたところによると、TSLのB. Muthuraman重役(MD)は創業100周年記念式典の席上、以上の見通しを語った。それによるとジャールカンド州Jamshedpurの設備能力は2010年半ばには1000万トンに達し、単一のプラントとしては国内最大規模になる。
オリッサ州における年産600万トンのプロジェクトは3年に及んだ建設地住民の再定住問題が決着したことから、鉄鉱石調達の見通しが付き次第着工する。
チャッティースガル州におけるやはり年産600万トンのプロジェクトは間もなく用地の買収が開始される。
ジャールカンド州における年産1200万トンのプロジェクトは、建設地住民の再定住計画の認可と、鉄鉱石の割当を待っている。
用地の取得、キャプティブ鉄鉱山とキャプティブ炭坑のリース問題さえ解決すれば、これら3件のプロジェクトは大幅に加速される。
鉄鋼価格の上昇を抑制する唯一の道は、急速な需要の拡大に合わせて鉄鋼生産能力を拡大することと言う。
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