2008-04-23 ArtNo.40893
◆Nelp-VII入札の締め切りを5月16日に延期
【ムンバイ】インドは合計314万平方キロの26の堆積盆地を有し、この内深水鉱区が135万平方キロを占めている。石油天然ガス省は第11次五カ年計画期間に探査地区を全体の80%に拡大することを目指している。
インディアン・エクスプレスが4月22日報じたところによると、新探査ライセンス政策下の第7 沒・D(Nelp-VII)の締め切り期日は、探査生産(E&P)活動に対する優遇措置の行方が不透明なことから5月16日に再度延期されたが、石油天然ガス省はまだ諦めた訳ではない。
石油天然ガス省の内部報告書によると、同省は、投資家にフレンドリーなE&P投資制度を準備し、公共民間両部門の上流部門投資を促進、国内生産を拡大することに照準を合わせている。Oil and Natural Gas Corporation(ONGC)傘下の成熟した鉱区を含む既存鉱区の生産量の拡大も図る。第11次五カ年計画期間には天然ガスの日産量が現在の9000万標準立方メートルから2倍に拡大する見通しだ。
インドは合計314万平方キロの26の堆積盆地を有し、この内深水鉱区が135万平方キロを占めている。これまでに18の堆積盆地の延べ138万平方キロの探査ライセンスが、ONGC、OIL India Limited等の国営石油会社や民間プレーヤー及び合弁会社に発行された。NELPがスタートした1999年以前には、堆積層の11%が探査されていたに過ぎない。
国営石油会社による原油生産は2006-07年の2911万トンから2007-08年の2966万3000トンに拡大した。2007-08年には民間企業と合弁会社により別に510万トンが生産され、合計原油生産量は3476万3000トンに達した。
2007-08年のガス生産量は316億7000万立方メートルで、内民間と合弁会社による生産量が76億5000万立方メートルを占めた。
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