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2008-04-21 ArtNo.40884
◆NTPC、超臨界圧発電設備の一定量をBHELに発注か
【ニューデリー】国営火力発電会社NTPC Ltdが、超臨界圧発電プロジェクト設備納入契約の一定量を国際競争入札を通じて発注した後、最低落札価格で最小限の設備納入を国営重電機会社Bharat Heavy Electricals Ltd (BHEL)に請け負わせる方式をインド政府は検討している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが4月17日、政府筋の言として伝えたところによると、NTPCは5万クロー(US$123.29億)以上を投じ、超臨界圧技術を用いた660MWもしくは800MWのボイラー及びタービン・ユニットを調達することを計画している。
BHELは当初先端技術を吸収・国産化する狙いから外国の技術パートナーと組んでNTPCから随意契約(negotiated basis)方式により超臨界圧発電設備のバルク納入契約獲得を図った。しかし交渉は進捗せず、カルナタカ州Barhにおける3×660 MWの最初の超臨界圧設備納入契約はロシア企業Power Machinesに、チャッティースガル州Sipatにおける3×660MWの第2の契約は韓国企業Doosanに奪われた。
BHELはフランスのAlstomとボイラー製造に関わる提携を、またドイツのSiemensとタービン発電機製造に関わる協力を結び、超臨界圧技術を吸収する準備を整えたものの、NTPCとの交渉が進捗せぬため、複数の州当局と合弁を組み超臨界圧石炭火力発電所を建設する交渉も進めている。しかし未だに新技術を応用する機会を手にしていない。(SEAnews 2004-04-05号等参照)
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