2008-04-21 ArtNo.40881
◆SAIL/Steel Complex、合弁でTMT鉄筋製造
【ティルバナンタプラム】ケララ州営Steel Complex Ltd (SCL)は、国営Steel Authority of India Ltd (SAIL)と合弁で、当面50クロー(US$1233万)を投じ年間5万トンのTMT鉄筋を製造する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが4月18日報じたところによると、両社は5月第1週に関係覚書に調印する。州政府は先々週の閣議で、SCLがSAILと対等出資の合弁覚書に調印することを承認した。SBI Capital Markets(SBI Caps)が、SCLが合弁事業に注入する資産を評価している。SAILは、SCLの注入額と同額をTMT鉄筋製造施設に出資する他、必要ならローン提供にも応じる。新合弁会社はSAILにより経営され、製品はSAILブランドで販売される。
SAILはSCLがKozhikode工場のアーク炉(electric arc furnace)及び連鋳設備のプロセス最適化と保守を通じ、ビレットの年産量を現在の2万トンから5万トンに拡大するのを1年以上にわたり支援して来た。同拡張計画は目標期日を繰り上げて完成した。
SCLは長期計画の一環として高炉を導入することも検討しており、高炉の最低年産能力は300万トン。計画の実行時期は鉄鉱石の供給確保にかかっている。また鉄鉱石供給のための鉄道や道路の接続確保、Beypore港の開発等、インフラの整備も必要と言う。
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