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2008-04-18 ArtNo.40876
◆Videocon、キャッシュ＆キャリー・ビジネスに進出
【ムンバイ】地元家電会社Videoconグループはキャッシュ＆キャリー卸売りビジネスに進出する。
インディアン・エクスプレスが4月15日報じたところによると、Videocon Industries Ltd(VIL)のSunil Mehta社長補佐はこのほど以上の消息を語った。それによるとVILは、向こう3年間に2000クロー(US$4.93億)を投じ、『Bolld Cash & Carry』ストア・チェーン60店を展開、2013年までに年商6000クロー(US$14.79億)の達成を目指す。詳細計画は2週間以内に完成する。
VILはマハラシュトラ州Mumbai市内Andheri Kurla Roadとニューデリー市内Videocon Tower内にそれぞれキャッシュ＆キャリー部門の新オフィスを設ける。Videocon Towerのオフィスには新部門のCEOを務めるMehta氏が勤務、采配を振るう。ムンバイ・オフィスには、FMCG(fast-moving consumer goods)企業から人材を引き抜きトップに据える計画だ。
第1期計画では、2008年内に400クロー(US$9863万)を投じ、Mumbai／アンドラプラデシュ州Hyderabad／カルナタカ州Bangalore／ラジャスタン州Jaipur／Delhi等の都市に6店をオープンする。各店舗の面積は10万～15万平方フィートで、1万7000品目を揃え、フロント・エンド及びバック・エンド業務を手がける各250人のスタッフを配置する。VILはFMCGや耐久消費財業界の主要企業から製品の供給を受ける交渉を進めていると言う。
VILは全国に耐久消費財のサプライ・チェーンを展開しており、こうしたチェーンもキャッシュ＆キャリー・ビジネスに活用するものと見られる。既にMetro Cash & Carryが、営業している他、Reliance Industriesも2009年内にキャッシュ＆キャリー事業に進出する計画を発表している。VILはこうした企業と競争することになる見通しだ。
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