2008-04-16 ArtNo.40855
◆Bharat Oman、Binaに石化プラント建設
【ムンバイ】Bharat Petroleum Corporation Ltd(BPCL)とOman Oil Companyの50:50の合弁会社Bharat Oman Refinery Ltd(BORL)は、マドヤプラデシュ州Binaに建設する年間原油処理能力600万トンの製油所に隣接して石油化学プラントを設ける計画だ。
ビジネス・スタンダードが4月13日伝えたところによると、BORL筋はこのほど以上の計画を明らかにした。それによると、2010年1月に新製油所が稼働したなら、石油化学プラントの建設に着手する。しかし石油化学プラントのキャパシティーは未定。
アナリストによると、年産100万トンの石油化学プラントのコストは1万クロー(US$24.66億)前後と見積もられる。BORLはマドヤプラデシュ州政府に石油化学プラント用地として1000エーカーの土地の割り当てを求めたとされる。
BORLは先週インド証券取引局(SEBI:Securities and Exchange Board of India)に2900クロー(US$7.15億)公募計画の目論見書(draft red herring prospectus)を提出した。調達した資金はBina製油所の建設費に充当される。BORLは公募に先だって私募を通じ、プロモーターのBPCLから900クロー(US$2.22億)、マドヤプラデシュ州政府から26.90クロー(US$663万)を別途調達する。
インド第2の石油製品マーケッティング会社のBPCLは、Bina製油所の石油製品を買い取る契約を結んでいる。Bina製油所の製品は中央及び北インド市場に供給される。BPCLはマハラシュトラ州Mumbaiとデリー近郊Bijwasanを結ぶ既存石油製品パイプラインとBina製油所を連結するパイプライの敷設も計画している。
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