2008-04-09 ArtNo.40829
◆2月の外国直接投資US$56.7億、712%アップ
【ニューデリー】インドは2008年2月に56億7000万米ドルの外国直接投資(FDI:自己資本のみ)が流入、前年同月の6億9800万米ドルに比べ712%増加した。
ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレス、デカン・ヘラルドが4月5日商工省の発表を引用し伝えたところによると、2008年2月のFDI流入額は、月間流入額として過去最高なだけでなく、1991-92年から2004-05年の間の各年のFDI流入額(通年)を上回った。
年初11ヶ月(2007/4-2008/2)のFDI流入額は201億米ドルと、前年同期の118億8000万米ドルを70%上回った。政府は2007-08年度に250億米ドルのFDI誘致を目指しており、3月の数字が注目される。
2007年4月から2007年12月の間に流入した130億2000万米ドルのFDIの内訳を見ると、金融/非金融サービスが25億3000万米ドル(全体の19.43%)で最も多く、コンピューター・ソフトウェア&ハードウェアの11億3000万米ドル(同8.67%)がこれに続いている。
また2000年4月から2007年12月の間に流入したFDIについて見ると、やはり金融/非金融サービスが89億米ドル(全体の19.84%)で最も多く、コンピューター・ソフトウェア&ハードウェアの70億米ドル(同15.65%)が2番目につけている。
2007年4月から2007年12月の間に流入した国別FDIの内訳を見ると、モーリシャスが55億6000万米ドルでトップ、以下、シンガポール14億米ドル、日本6億3000万米ドルの順。
2000年4月から2007年12月の間に流入した国別FDIの内訳についてはやはりモーリシャスが201億米ドル(全体の45%)でトップ、米国が40億米ドル(同9.12%)で2番手につけ、英国の34億米ドル(同7.8%)と続く。
また1991年8月から2007年12月の間に流入したFDIは673億2000万米ドルに達した。
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