2008-04-07 ArtNo.40825
◆RIL、半導体ファブ/太陽電池事業にUS$74億投資
【ニューデリー】Reliance Industries Ltd (RIL)は3万クロー(US$73.97億)以上を投じて半導体ファブと太陽電池モジュールの製造施設を設ける計画で、マハラシュトラ州Navi Mumbai、アンドラプラデシュ州Hyderabad、カルナタカ州Mysore、ハリヤナ州等の候補地を物色している。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレス、ザ・ヒンドゥーが4月4日、政府公報を引用し報じたところによると、Mukesh Ambani氏に率いられるRILは、組立・検査施設(ATMP:assembly-test-mark-pack)を備えた半導体ウエハー・ファブ事業に向こう10年間に1万8521クロー(US$45.67億)を投資する。ファブは月間7万ウエハーを製造する能力を備え、ATMPのキャパシティーは週間1000万パッケージ。アドバンスト・ロジック、メモリ、チップ組込システム等の領域に照準を合わせ、直接約4000人の雇用機会を創出する。目下、Navi Mumbai経済特区(SEZ)、ハイデラバード、マイソール、ハリヤナ州等の候補地を物色している。
RILはまたグジャラート州JamnagarのSEZ内にキャパシティー1ギガワットのポリシリコン、太陽電池(SPV)用ウエハー、SPVモジュールの製造施設を建設する計画で、向こう10年間に1万1631クロー(US$28.68億)を投資、1万1000人の就業機会を創出する。
RILは半導体ファブに対する3394.5クロー(US$8.37億)、ソーラ・プロジェクトに対する2326.2クロー(US$5.74億)の政府補助を求めている。
これにより、インド政府は半導体政策の下、6社から合計6万3000クロー(US$155.34億)の投資約束を得たことになる。RIL以外5社とは、Videocon Industries8000クロー(US$19.73億)、Moser Baer PV Technologies6000クロー(US$14.79億)、Titan Energy System5880クロー(US$14.5億)、KSK Energy Ventures3211クロー(US$7.92億)、Signet Solar9672クロー(US$23.85億)。
|