【ニューデリー】横浜ゴムはハリヤナ州にタイヤ製造工場を設ける方針を決めた。ハリヤナ州工業及びインフラストラクチャー開発公社(HSIIDC:Haryana State Industrial and Infrastructure Development Corporation)はBahadurgarh工業団地の25エーカーの土地を同プロジェクトに割り当てた。
ビジネス・スタンダードが4月2日伝えたところによると、HSIIDCのRajeev Arora重役(MD)は1日記者会見し以上の消息を語った。それによると、横浜ゴムが100%自己資本で進める同プロジェクトの投資額は965クロー(US$2.38億)と見積もられ、直接約900人の雇用を創出する。この他、間接的雇用機会の創出や関連補助産業の成長等、波及効果が期待できる。
HSIIDCはBahadurgarh地区の国道NH-10沿いに60クロー(US$1479万)を投じ755エーカーの工業団地を開発した。
日本企業のインド投資の約70%がハリヤナ州に流入しているが、これまではGurgaonとFaridabad地区に集中していた。横浜ゴムはRohtak-Jhajjarベルトに進出する最初の日本企業で、今後、州内の他の地域に日本企業がプレゼンスを築く先駆けになる見通しと言う。