SEAnews 2008-04-04 ArtNo.40813

【ニューデリー】Hero Honda Motors Ltd(HHML)はウタラーカンド州Haridwarに設けた第3工場の操業を4月8日に開始する。
エコノミック・タイムズが3月31日報じたところによると、HHMLのPawan Munjal重役(MD)はこのほど記者会見し以上の計画を明らかにした。HHMLは昨年、同工場の建設工事を完了したが、10年間の法人所得税免除を100％享受するため、新会計年度がスタートするまで操業開始を繰り延べる方針を決めていた。
Munjal氏によると、これまでに450クロー(US$1.11億)を投じた新工場のスタート時点の設備能力は年間に換算して50万台だが、急速に生産量を拡大、初年度に70万台を製造する。
HHMLが昨年発表したところでは、第3工場には補助工業部門も含め1900クロー(US$4.68億)が投じられ、向こう3年間に年間150万台の生産が目指される。
HHMLは目下、ハリヤナ州Manesar／同州Dharuheraに合計年産290万台の二輪車製造施設2工場を有する。HHMLは今年1月には、「向こう18ヶ月間に新たに12モデルを発売する」と発表した。
新年度予算案が二輪車に対する消費税率を16％から12％に4％ポイント引き下げたことから、HHMLは1000～2400ルピーの値下げを行ったばかりだが、インプット・コスト上昇の二輪車価格に対する影響に触れ、Munjal氏は「今のところ問題ないが、明日のことは分からない」とコメントした。