SEAnews 2008-04-04 ArtNo.40812

【ムンバイ】Mahindra & Mahindra (M&M)は3月31日、マハラシュトラ州Pune県Chakanに設ける新商用車製造施設に1500クロー(US$3.7億)を追加投資すると発表した。これにより合計投資額はこれ以前に発表された2500クロー(US$6.16億)と合わせて4000クロー(US$9.86億)に拡大する。
ザ・ヒンドゥー、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダードが4月1日伝えたところによると、多用途車(Utility vehicle)及び乗用車(car)の地場主要メーカーとして知られるＭ＆Ｍは、この日マハラシュトラ州政府と関係覚書を交換した。
M&MのPawan Goenka社長(自動車部門担当)によると、米国Navistar International Trucks Corporation(NITC)との合弁に成るMahindra Internationalは、2年内に新工場の操業を開始、国内及び海外市場向けに当初年間30万台の中・大型商用車を製造する。その後プレミアム・スポーツ多用途車を含むM&Mが将来手がける全車種を製造する。上記の投資額は当該工場で製造される全ての製品の開発と製造に充当される。この内トラックの製造のみがNITCとの合弁事業になる。
M&Mは2010年までに国内販売を2倍にするとともに、輸出を4倍に拡大することを目指している。マハラシュトラ州Igatpuriにおけるエンジンとトランスミッションの製造能力を拡張するため、別途200～250クロー(US$4932万-6164万)を投資、年間製造能力を7万～8万台上乗せする。Chakan工場でも当初年間5万台のエンジン及びトランスミッションが製造され、徐々に年産15万台に拡大されると言う。