2008-03-31 ArtNo.40790
◆Reliance、Jamnagarに第3製油所建設検討
【ムンバイ】Reliance Industries Ltd (RIL)はグジャラート州Jamnagarに第3製油所を設ける可能性を検討している。実行が決まれば合計年間精製能力は1億トンに達し、一カ所に設けられた製油施設としては世界最大規模になる。
ビジネス・スタンダードが3月25日報じたところによると、RILはコンサルタント会社に、世界の蒸留施設キャパシティーに対する需要の算定を含む事業化調査を委託した。
RILがJamnagarに設けた既存製油所の年間原油処理能力は3300万トンと、世界第3位で、インド国内製油キャパシティーの22.6%に相当する。RILは目下、子会社のReliance Petroleum Ltd (RPL)を通じ、年間処理能力2900万トンの輸出志向型第2製油所を同じ場所に建設しており、今年末に稼働する予定だ。検討中の第3製油所のキャパシティーは3800万トンで、合計キャパシティーは1億トンに達する。
先のコンサルタント会社幹部は以上の消息を確認したが、RILスポークスパースンは、そのような計画は存在しないと語った。したがって計画は初歩的段階にあり、最終判断はまだ下されていないものと見られる。
アナリストらによると、RILの製油マージンはシンガポールのそれを常に数ドル上回っていると言う。
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