2008-03-26 ArtNo.40779
◆M州は外国直接投資、G州は工業投資で他州をリード
【ムンバイ】グジャラート州は1991年8月から2007年7月の16年間に9440件総額45万2983クロー(US$1116.96億)、隣接するマハラシュトラ州は同期に1万4069件総額38万9190クロー(US$959.66億)の工業投資申請を受理した。
エコノミック・タイムズが3月21日報じたところによると、マハラシュトラ州政府はこのほど発表した2007-08年経済調査報告書の中で以上の数字を明らかにした。両州における上記の投資は産業企業家覚書(IEM:industrial entrepreneur memorandum)/意向書(letter of intent)/100%輸出志向ユニット(100% export oriented unit)等の形式によるものだが、了解事項覚書(MOU)memorandum of understanding)を通じた投資約束は含まれていない。仮にMOUルートを含めても、グジャラート州は依然として誘致した投資額でマハラシュトラ州を上回る。
グジャラート州が少ないプロジェクト件数ながら額でマハラシュトラ州を上回ったのは、過去2、3年間にインフラ関連の少なからぬ大型プロジェクトの誘致に成功したため。これに対してマハラシュトラ州は雇用創出効果の大きいプロジェクトや外国直接投資(FDI)の誘致に照準を合わせて来た。
FDIに限って見ると、マハラシュトラ州は同期間に3982件総額7万856クロー(US$174.72億)を誘致、タミールナド州の2万7563クロー(US$67.96億)、グジャラート州の2万259クロー(US$49.95億)を上回り、全国FDI総額の24%を占め、トップ。この内2007年7月までにマハラシュトラ州で稼働したFDIプロジェクトは1625件3万9121クロー(US$96.46億)にのぼると言う。
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