SEAnews 2008-03-26 ArtNo.40770

【ニューデリー】インド鉄道(IR:Indian Railways)は『Delhi-Chandigarh-Amritsar』間に高速鉄道を敷設する予備事業化調査(pre-feasibility study)の国際入札を募集した。
エコノミック・タイムズが3月23日伝えたところによると、既存の『Shatabdi Express』は全長520キロの同ルートを5時間半かけて運行しているが、最高時速300キロの弾丸列車は所要時間を2分の1に短縮する見通しだ。
予備事業化調査は、技術／財務／操業面からプロジェクトの実行可能性を探る。予備事業化調査のコストは鉄道省、パンジャブ州、ハリヤナ州が分担する。予備事業化調査の完了後、運行パターン／金融方式／事業参加者の意見／料金体系／その他の関連事項を含む詳細調査が行われる。
インド鉄道は、Delhi-Amritsar路線以外に、Pune-Mumbai-Ahmedabad路線／ Hyderabad-Dornakal-Vijaywada-Chennai路線／Chennai-Bangalore-Coimbatore-Ernakulum路線／Howrah-Haldia路線における同様の予備事業化調査も予定しており、日本の他、中国、フランス、ドイツ等の国が高速鉄道計画への参画を目指していると言う。