2008-03-24 ArtNo.40759
◆Tata取締役、JSW Steelの新冷延施設開所式主宰
【ムンバイ】JSW Steel Ltd(JSL)は17日、カルナタカ州Vijayanagar工場内に増設した年産100万トンの自動車/コンポーネント産業向け冷間圧延製品の製造ラインを正式に稼働させた。Tata Sons LtdのJ J Irani取締役(Tata Steel Ltd前MD)が開所式を主宰した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月18日報じたところによると、完成までに22ヶ月を要した新施設は熱間圧延コイルを原料に、厚さ0.3~3mm、幅800~1650mm、重量60トンの冷間圧延コイルを製造する。これにより事業の前方統合化が図れる。さらに電解清浄設備(electrolytic cleaning line)の導入も予定されており、高品質な表面仕上げが可能になる。
JSLは2008年までに年間製造能力を700万トンに、また2010年までにさらに1000万トンに拡張する予定だ。
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