2008-03-19 ArtNo.40753
◆Tata BP Solar、128MW拡張計画にUS$7800万投資
【バンガロール】Tata PowerとBP Solarの合弁に成るTata BP Solar Ltd(TBSL)は、既に実行段階にある128MW(メガワット)太陽光発電事業の拡張計画に充当するため、Calyon Bank(Credit Agricole CIB)/BNP Paribasを初めとする金融機関と7800万米ドル起債契約を結んだ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとデカン・ヘラルドが3月18日伝えたところによると、現在年間50MWの製造能力は、さらに180MWに拡張される予定で、設計上は最終的に300MWまで拡大できる。
TBSLのSyamal Gupta会長によると、TBSLはその製品をインド国内市場と世界市場双方に供給するインド最大の太陽電光発電機(solar photovoltaic)及び太陽熱温水器(solar water heater)メーカーで、2006-07年の年商は669クロー(US$1.65億)をマーク、2007-08年のそれは850クロー(US$2.10億)に達する見通しだ。
現在、インドの太陽光発電機製造能力は100MWを超えている。国内市場規模は世界市場の1%ほどで、大部分が送電網に接続されていない状態で利用されている。しかし送電網に接続した状態での利用やハイテク産業における応用に対する関心が益々高まっている。ハイテク領域の利用には通信やグリーン・ビルディングが含まれると言う。
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