【ニューデリー】インドのエンターテインメント&メディア(E&M)産業の総売上は2007年に5万1300クロー(126.49億)を記録、前年の4万3800クロー(US$108億)に比べ17%の成長を遂げた。
インディアン・エクスプレスとヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月16/17日報じたところによると、インド商工会議所連盟(FICCI:Federation of Indian Chambers of Commerce and Industry)と国際経営コンサルタント会社PricewaterhouseCoopersの共同報告書は以上の数字を掲げている。それによるとE&M産業は向こう5年間も年率18%の成長を遂げ、2012年までに11万5700クロー(US$285.29億)に達する見通しだ。
部門別内訳は、テレビ2万2600クロー(US$55.73億)、印刷媒体1万4900クロー(US$36.74億)、映画9600クロー(US$23.67億)、ラジオ620クロー(US$1.53億)と続く。テレビ/映画/印刷物だけでE&M産業全体の90%以上を占める。この他、スポーツ&エンターテインメント/アニメ&ゲーム/アウト・オブ・ホーム・メディア等のカテゴリーが新たに追加された。
広告産業の市場規模は2006年の1万6100クロー(US$39.67億)から2007年の1万9600クロー(US$48.33億)に22%成長、同部門の累積外国投資額は2億1100万米ドルに達した。広告産業はE&M収入全体の38%(前年は37%)のシェアを占めている。