2008-03-19 ArtNo.40749
◆AT&T、Videocon傘下Datacom権益取得に関心
【ニューデリー】米国の通信大手AT&Tが、最近全国移動体通信ライセンスを取得した地元家電会社Videocon子会社のDatacom Solutionsへの資本参加を通じインド・セル式電話市場に復帰する可能性が予想されている。
インディアン・エクスプレスとデカン・ヘラルドが3月16/17日伝えたところによると、消息筋はPTI通信に以上の消息を語った。それによると、数週間内に両社は関係合意に達するものと見られる。AT&Tの幹部チームが4月半ばにデリーを訪れ、詳細を詰める。Videoconは戦略パートナーと手を結び、当初6000クロー(US$14.79億)を投じて全国をカバーする通信網を構築する計画を明らかにしている。
AT&Tスポークスマンは以上の消息に関してコメントすることを控えており、スペインのTelephonicaもDatacomへの資本参加に関心を抱いているとされる。
とは言え、如何なる合意が成立するにしろ、プロジェクトが離陸するのは、政府が周波数域の割当を行った後になる。新規プレーヤーは、周波数域の割当を得られなければ、テレコム・ライセンスを取得しただけでは、譬えサービスを開始したにしてもさしたる利益を上げることはできないと言う。
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