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2008-03-19 ArtNo.40747
◆バイク・メーカー、輸出ドライブでスランプ乗り切り
【ニューデリー】年初11ヶ月(2007/4-2008/2)の国内モーターサイクル販売は、前年同期比9%下降したが、二輪車輸出は同14.49%増の70万4157台をマーク、二輪車メーカーはアグレッシブな輸出ドライブを通じ、国内販売のスランプ乗り切りを図っている。
ビジネス・スタンダードが3月16日、インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of Indian Auto Manufacturers)のデータを引用し報じたところによると、国内最大の二輪車輸出業者はBajaj Autoで、年初11ヶ月の輸出台数は前年同期比62.34%増の44万909台をマークした。TVS Motorの輸出台数は39%増の10万台以上、Honda Motorcycle & Scooter Indiaのそれは490.82%増の2万2788台を記録した。国内最大のモーターサイクル・メーカー、Hero Hondaの輸出台数は7万6013台と、前年同期比12%の伸びにとどまったが、これは世界の主要市場に親会社ホンダが既にプレゼンスを築いているため。
業界全体のモーターサイクル輸出の国内販売に対する比率は2006-07年の1:12から1:7にジャンプした。
75~125ccのエントリー・レベル・バイクの輸出が40万台と最も多く、デラックス/エグゼクティブ・セグメントが27万台、プレミアム・セグメントが2000台と続く。
輸出売上げのマージンはルピーの対米ドル相場が2007年4月以来12%前後上昇したこともあって国内販売のマージンとほぼ同レベルになっている。ちなみにマーケット・リーダーの国内EBITDA(純益+利子+税+減価償却+減債基金償還)マージンは10~12%、2番手3番手のそれは6%前後と言う。
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