2008-03-17 ArtNo.40741
◆Scooters India、電動二輪車製造パートナー物色
【ラクナウ】ウッタルプラデシュ州Lucknow拠点の公共部門自動車メーカー、Scooters India Ltd(SIL)は、目下手がける乗用三輪車の製造に加え、電動二輪車市場への進出を目指している。
ビジネス・スタンダードが3月13日報じたところによると、SILは電動二輪車の製造/マーケッティング面で同社との協力に関心を有するものに、意向書(EOI:expression of interest)の提出を求めた。
SILはVikramブランドの乗用三輪車の製造を手がけており、月間3000台を製造する設備能力を有する。Vikramはガソリン、ディーゼル、液化石油ガス(LPG)、圧縮天然ガス(CNG)の他、バッテリー駆動バージョンも存在する。
1972年に創設されたSILは各種三輪車の設計/開発/製造能力を備え、またLambretta及びLambroブランド・スクーターの国際製造ラインセンスも保持する。しかしこれらスクーター・モデルの製造は1997年に停止した。1996年まで産業財政再建局(BIFR:Board for Industrial and Financial Reconstruction)の管理下に置かれていたSILの経営状態は依然バラ色とは言い難いが、過去5年間に黒字転換を達成した。
2008年3月末までの1年間に自動三輪車1万6000台以上の販売を見込んでいる。国内に独自のマーケッティング網を有する他、ドイツ、イタリア、スーダン、ナイジェリア、ネパール、バングラデシュに製品を輸出している。
|