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2008-03-17 ArtNo.40738
◆国民会議派、オリッサ州Vedantaアルミ事業に集中砲火
【ブーバネスワル】オリッサ州の国民会議派議員は12日に開かれた州議会の席上、Vedanta Resourcesが同州Kalahandi県で進めるアルミナ・プロジェクトに集中砲火を浴びせた。
インディアン・エクスプレスが3月13日伝えたところによると、国民会議派を初めとする野党州議会議員は、「Vedanta Alumina Ltd(VAL)は最高裁の命令に反して工場を操業している」とするとともに、「州政府は多額のリベートを受け取り工場の操業を認めた」と非難した。
国民会議派のNarsinhga Mishra議員によれば、最高裁はVALの信頼性に疑いを表明している。つまりVALは信用に値しない企業である。最高裁は「VALはSterlite Industries (India) Ltdの子会社ではなく、関連会社である」と判定したが、首席大臣は「VALはSterliteの子会社である」と州民を欺いたと言う。やはり国民会議派のNalini Mohanty/Satyabhusan Sahu/Sadan Nayakの諸氏も口を揃え「州政府は、ノールウェイ政府がブラック・リストに乗せている企業のために便宜を図り、多額のリベートを受け取った」と非難した。
これに対してオリッサ州政府のPradip Amat鉄鋼産業/鉱業部長は、「Kalahandi県Langigarhに設けられた精錬施設の操業は、最高裁判決に違反していない」と反論した。同部長によれば、法廷は、「Sterlite/Orissa Mining Corp^州政府の3者がリハビリテーション・パッケージを共同で承認し、同パッケージの内容を遵守するなら法廷もプロジェクトを認める用意がある」と述べており、法廷は決してプロジェクトそのものに反対している訳ではない。Sterliteは、法廷の指示に基づき関係申請を提出しており、最高裁の命令は精錬所の操業を禁じたものではないと言う。
しかし国民会議派全国委員会(AICC:All India Congress Committee)のRahul Gandhi総書記は、プロジェクト反対キャンペーンの展開を示唆しており、VALのアルミナ・プロジェクトは前途多難が予想されると言う。
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