【ニューデリー】インド政府は、オリッサ州に新たに3カ所、グジャラート州にも別に1カ所、各4000MW(メガワット)、投資額各1万6000クロー(US$39.45億)のウルトラ・メガ発電所(UMPP:ultra mega power project)を建設する計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとザ・ヒンドゥーが3月15日報じたところによると、インド産業連盟(CII:Confederation of Indian Industry)が14日主催した電力設備(Power Equipment and Systems)に関するセミナーの会場で電力省のAnil Razdan次官はマスコミに以上の消息を語った。それによると、インド政府はこれまでに9件のUMPPを発表しており、内3件は既に民間請負業者に発注している。上記4件のプロジェクトは、既発表の9件のプロジェクトに追加される。
UMPPの結節機関を務めるPower Finance Corporation(PFC)が、それぞれ特定目的企業(special purpose vehicle)を設け、これら4件のプロジェクトを進める。
オリッサ州ではさらに1件のUMPPも検討されており、こちらも実現する可能性が大きい。これらのプロジェクトは、何れも超臨界圧技術を用いると言う。