2008-03-12 ArtNo.40719
◆Tata Tele、タワー・ビジネスの出資パートナー物色
【ニューデリー】Tata Teleservices Ltd(TTL)は電信タワーインフラ子会社Wireless Tata Telecom Infrastructure Ltd(WTTIL)の26~49%の権益を向こう2ヶ月間に売却する計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとビジネス・スタンダードが3月8日報じたところによると、TTLのAnil Sardana重役(MD)はこのほど以上の消息を明らかにした。それによると、TTLは出資に関心を抱くGTLやQuipoを含む内外の企業15社ほどをリストアップ、最適な戦略パートナーの選考を進めている。関係企業との交渉が既に開始されており、5月末には買い手が決まる見通しだ。TTLは直接1万タワー、傘下のTata Teleservices (Maharashtra)を通じて別に3500タワーを保持しており、向こう5年間に毎年3000タワーを追加する計画だ。
TTLは売却価格には触れていないが、業界観測筋は、他社の取引例から、60億米ドル前後と見積もっている。例えば5万タワー近くを保有するBharti Infratelは、最近10%の権益を約10億米ドルで売却した。1万4000タワーを有するReliance Communicationsのタワービジネスの価値は2万8000クロー(US$69.04億)と評価されている。
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