【ニューデリー】新年度予算案で消費税が引き下げられ、政府が値上げの自粛を呼びかけていたにも関わらず、Tata Steelを初めとする一部の鉄鋼メーカーは5日、トン当たりスポット価格を1500~3500ルピー引き上げた。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥーが3月6日伝えたところによると、上げ幅はおよそ10%で、条鋼はトン当たり1500~2000ルピー、熱間圧延鋼板は同2500~3500ルピー(5%-10%)値上げされた。メーカー側はインプット・コストの上昇を理由に掲げている。通常価格調整の先陣を務める公共部門のSteel Authority of India (SAIL)も今回は民間部門に追随しトン当たり1500~2500ルピー値上げした。Essarはほぼ全ての品目にわたりトン当たり2500ルピー値上げした。