2008-03-05 ArtNo.40689
◆中国企業2社、合弁で600万トン・ペレット工場建設
【チェンナイ】中国企業2社-新興集団(Xinxing Group)/中国五金製品進出口公司(China National Metals Products)-は、地元パートナー3社-Manasara Investments/Kelchandra Group/Sigma Minmet Ltd-と提携し、8735クロー(US$22.20億)を投じ、カルナタカ州に年産600万トンの鉄鉱ペレット製造施設を設ける。
デカン・ヘラルドとビジネス・スタンダードが2月28日伝えたところによると、新興集団が35%、中国五鉱集団公司(China Minmetals Corporation)傘下の中国五金製品進出口公司が20%、インド側が45%出資する新合弁会社Xindia Steels Ltdは、カルナタカ州北部のKoppal県Ginigera村に、第1期計画として400クロー(US$1.02億)を投じ年産200万トンの鉄鉱ペレット製造施設を建設する。第2期計画では鉄鉱ペレットの年産能力を600万トンに拡張するとともに、別に年産250万トンのスチール・プラントを増設する。
上海証券取引所上場の新興集団は、ダクタイル管/スチール/機械設備/履き物/衣料品/セメント等の製造を手がけ、年商110億米ドル。Liu Mingzhong会長によると、グループのダクタイル管年産能力は200万トン以上。Koppalプラントでは年間25万トンの鋼管も製造し、市場動向次第ではスチールの年産能力を600万トンに拡張する。
Xinidia SteelのGopi Ramanathan取締役によると、第1期/第2期計画合わせて直接・間接に1万6000人分の就業機会を創出する。第1期計画ではスチール及び海綿鉄業界の需要に応じ、第2期計画では新興集団が保持する先端技術をインドに紹介すると言う。
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