【ニューデリー】P. Chidambaram蔵相は2月29日、新年度予算案を国会に上程した際、送配電網(T&D)の再編に照準を合わせた新電力基金を設立するとともに、少なくとも新たに5件のウルトラ・メガ発電プロジェクト(UMPP:Ultra Mega Power Project)の入札を募集する方針を明らかにした。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月1日報じたところによると、これら5件のUMPPはチャッティースガル州、カルナタカ州、マハラシュトラ州、オリッサ州、タミールナド州におけるもので、中央政府はこれらの州に必要な支援を提供する。新T&D基金の詳細は目下詰めており、近く発表する。
政府は2008-09年に加速電力開発改革計画APDRP(accelerated power development and reforms programme)に800クロー(US$2.03億)、ラジブ・ガンジー農村電化計画(RGGVY:Rajiv Gandhi Grameen Vidyutikaran Yojana)に5500クロー(US$13.98億)を、それぞれ投じると言う。