【ニューデリー】Oil and Natural Gas Corporation (ONGC)はグジャラート州におけるメガ石油化学プロジェクトの構成に見直しを加えた。この結果、プロジェクト・コストは1万2440クロー(US$31.62億)に1100クロー(US$2.80億)縮小した。
インディアン・エクスプレスが2月26日報じたところによると、ONGC取締役会は2月25日の会議の席上、子会社ONGC Petro-additions Ltd(OPAL)を通じて進めるダヘジ石油化学プロジェクトの構成に変更を加えることを承認した。
ONGCの新聞発表によると、今日の市場動向に照らし、スチレン・ブタジエン・ラバー(SBR)と高密度ポリエチエン(HDPE:high density polyethylene)の製造ラインを設けぬ方針を決めた。これに伴いプロジェクトの見積もりコストは1万3540クロー(US$34.41億)から1万2440クローに縮小した。ONGCはOPALに26%出資しているため、ONGCの資本支出は970クロー(US$2.47億)になる。内部利益率(internal rate of return)は15.4%。見直し後のプロジェクトは2012年2月までに完成する。
一方、ONGCは過去1ヶ月間に新たにアッサム州と西部陸上鉱区における3件、西海岸沖合の浅水鉱区における1件、合計4つの石油/ガス田を発見した。これらは既に炭化水素総局(DGH:Directorate-General of Hydrocarbons)に報告済みと言う。