1995-11-25 ArtNo.4066
◆<馬>富士通コンポーネント、需要増で生産倍増計画
【ジョホール・バル】フジツー・コンポーネント(M)Sdn Bhdは欧米、日本の景気回復に伴い各種部品生産の倍増を計画している。
遠藤重役(MD)によるとコネクターの月産量は現在の350万ユニットから600万ユニットに、キーボードは25万ユニットから60万ユニットに、リレー・スイッチは600万ユニットから800万ユニットに拡大する。これに伴い月間営業額も4000万Mドルに倍増するものと予想される。同社はキーボードは英国ICLグループ、富士通、サン・マイクロシステムに、コネクターは日系多国籍企業に、リレー・スイッチはトヨタにそれぞれ納入している。また地元企業40社からスタンピング/ニーディング/プレーティング関連部品の納入を受けているが、地元での部品調達率は30%にすぎない。同社は為替リスクを回避するためにも地元からの部品調達を一層拡大する計画と言う。(STAR:11/24)
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