2008-02-25 ArtNo.40645
◆RCom、Reliance Globalcomの上場検討
【ムンバイ】Reliance Communications Ltd (RCOM)は、全ての国際ビジネスのアンブレラ・ブランドとして新設された『Reliance Globalcom』の株式公開上場を検討している。
デカン・ヘラルドが2月21日、RCOMの20日のステートメントを引用し伝えたところによると、ロンドに本社を置き、既存の全ての国際ビジネスを統合した『Reliance Globalcom』の初年度予想売上げは13億2000万米ドル。RCOMのAnil Ambani会長は、ステートメントの中で、「国際テレコム事業の潜在市場規模は2850億米ドルと見積もられ、『Reliance Globalcom』を世界のトップ5グローバル・テレコム企業にすることを目指す」と述べている。
Reliance Globalcomが手がける事業には国際音声通信、マネージッド・ネットワーク、キャリア・イーザーネット、光ファイバー・キャパシティー・ビジネスが含まれる。
Reliance GlobalcomのPunit Garg社長は記者会見の席上、「我々は各種業務の目標を設定しており、これらの目標が実現されたなら、公開公募(IPO)を検討する」と語った。それによると、Reliance GlobalcomはFLAG Telecomのグローバル・テレコム・インフラとYipes Holdings Incのプラグ&プレー・イーザーネット・テクノロジー領域のノーハウを梃子にデータ及び音声サービスを提供、ニューヨーク、ロンドン、東京、パリ、シカゴ、トロントを含む世界のトップ20の金融センターと50カ国以上にプレゼンスを築く。
またYipes Enterprise Services Incは社名をReliance Globalcom Services Incに改め、Rcomの法人サービス部門を担当、FLAG Telecomの製品ポートフォリオはReliance FLAGに名称を改めると言う。
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