【コルカタ】West Bengal Green Energy Development Corporation Ltd (WBGEDCL)は西ベンガル州Budwan県Dishergarhに41.2クロー(US$1047万)を投じ2MW(メガワット)の太陽光発電施設を設ける計画を巡り、2月14日、Power Finance Corporation (PFC)とプロジェクト・コストの75%の融資を受ける契約に調印した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月15日伝えたところによると、商業規模を備えた太陽光発電のパイロット・プロジェクトは、インド及びインド亜大陸のソーラ・エネルギー史に新たな1ページを開くものと期待されている。
西ベンガル州政府は同州Purulia県に150MWの太陽光発電施設を備えたソーラ・パークを設ける野心的計画を準備しており、上記プロジェクトはその一環。西ベンガル州は1000MWの太陽光発電施設を設ける潜在能力を備えていると見られている。
Dishergarhの2MW太陽光発電プロジェクトの1ユニット当たり電力料は15ルピーにのぼるが、WBGEDCLは、中央政府の再生可能エネルギー利用奨励スキームの適応を受けるなら、1ユニット当たり3ルピーまで引き下げることが可能としている。
WBGEDCLのS.P. Gon Chaudhuri重役(MD)によると、これはインドでは最大規模の太陽光発電施設。世界的には韓国の26MWのプラントが最大とされる。Andrew Yule社傘下のDishergarh Power Supply Company Ltd (DPSCL)が同プロジェクトに8.3エーカーの用地を提供、発電された電力を買い取ることになっている。DPSLは送電網利用面でも再生可能エネルギー奨励スキームの恩恵を享受できると言う。