SEAnews 2008-02-18 ArtNo.40622

【ムンバイ】Videsh Sanchar Nigam Ltd(VSNL)及びTeleglobe両ブランドを統合し新発足したTata Communications Ltd(TCL)は、向こう3年間に20億米ドル投資、グローバル事業の一層の拡張を図るとともに、海底ケーブル網Tata Global Network(TGN)やアジア／アフリカ成長市場経営のユニークなノウハウを梃子に全地球的なマネージド・コミュニケーション・ソリューションの提供を目指す。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、デカン・ヘラルド、ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレスが2月14日報じたところによると、VSNL／VSNL International／Teleglobe／Tata Indicom Enterprise Business Unit(TIEBU)／Ciprisブランドを統合したTCLのN. Srinath重役(MD/CEO)は13日記者会見し、以上の抱負を語った。それによると、TCLは消費者広帯域顧客や法人顧客の向こう5～8年の需要に応じるためアジア／中東／アフリカ／欧州をリンクする海底ケーブル網の補強・拡張に取り組んでいる。
TCLは海底ケーブル網の拡張に5億米ドル、WiMax(Worldwide Interoperability for Microwave Access)事業に5億米ドル、ネットワークの有機的拡張とEthernet事業の拡張に10億米ドルを、それぞれ投資する。
TCLはTGNを梃子に取り分けIP(Internet protocol)／MPLS(Multiprotocol Label Switching)／Ethernet／マネージド・サービスに力を入れる。またWiMaxプロジェクトを重点事業として推進する。
シンガポール／香港／日本をリンクするTGN-IntraAsiaケーブルは2008年下半期までに、TGN-Eurasiaケーブルは2009年下半期までに、それぞれ完成する。
Wimaxネットワークは100都市(cities and towns)以上をリンク、顧客に信頼性の高い高速接続サービスを提供すると言う。