2008-02-18 ArtNo.40618
◆TVS、電動スクーターに続きLPG/CNGバイクも
【アーマダバード】代替燃料ブームに乗り電動スクーター市場に進出したタミールナド州Chennai拠点のTVS Motor Company Ltd(TVSMC)は液化石油ガス(LPG)及び圧縮天然ガス(CNG)燃料を用いた二輪車を市場に投入する機会を探っている。
ビジネス・スタンダードが2月16日報じたところによると、TVSMCのS Srinivas重役(GM)はこのほど、以上の計画を語った。それによると、同社はカルナタカ州Bangalore近郊Hosurに設けた研究開発(R&D)センターでLPG及びCNG燃料を用いたモーターサイクル、スクーター、スクータレットを製造する研究を進めている。しかし同セグメントに進出する時期はなお未定と言う。
ザ・ヒンドゥーとビジネス・スタンダードが14/16日伝えたところでは、TVSMCは13日、グジャラート州Ahmedabadで初の電動二輪車『Scooty Teenz Electric』を発売した。カルナタカ州Mysoreの工場で製造された800ワット・スクーターのアーマダバードにおける店頭価格は3万2500ルピー。9時間の充電で平均40キロ、低速ならその50%増しの距離を走行でき、助手席の同乗者に加え130キロの積載が可能。鉛電池の寿命は、1日平均走行距離を25キロとして、1年半。
女性ライダーをターゲットにしており、アーマダバードだけで500台前後の販売を見込んでいる。西部諸州や他の地域でも発売、今年4月までに8000台の販売を目指す。ちなみにScooty Teenzのガソリン・バージョンの価格は2万5000ルピーで、月間800台が販売されていると言う。
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