1995-11-25 ArtNo.4061
◆<星>再就業志願女性の4分の3がパートタイム希望
【シンガポール】再就業を計画するシンガポール女性の4分の3はパートタイムを希望、フルタイム志願は13%にとどまっている。労働省が23日発表した「女性の職場復帰」に関する報告書は以上の調査結果を指摘している。
全国労働組合会議(NTUC)が今年6-9月の間に女性の職場復帰を促す一連のセミナーを催し、同会場でアンケートをとったところ回答者の希望職種のトップは事務職(59%)で、販売/サービス(15%)、専門職/技術職/管理職(13%)がこれに続いた。ちなみに回答した152人中の79%の学歴は中卒以下で、68%が40歳以上だった。再就業しない3大理由は自宅付近に適当な職場が存在しないこと(45%)、パート・タイム・ジョブの不足(40%)、必要とされる技術/資格を持たないこと(35%)で、26%の者が「何処で仕事を探していいか分からない」、「生活スタイルを変更するのが困難」等と回答した。この他、児童(取り分け通学)の世話をする者がない、手取り給与が少ない等の理由も指摘された。シンガポール女性(40-49歳)の就業率は最近52%に上昇したものの、依然として日本の71%、韓国の62%、米国の76%、英国の79%に及ばない。(BT:11/24)
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