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2008-02-15 ArtNo.40605
◆Anil Ambani、仏WiMaxチップメーカーの権益買収
【ムンバイ】Reliance Anil Dhirubhai Ambani Group (ADAG)は、Reliance Capitalが完全出資するベンチャー・キャピタル子会社Reliance Technology Ventures (RTVL)を通じ、フランスのWiMaxチップ・メーカーSequans Communicationsの10％権益を買収した。
ビジネス・スタンダードが2月12日報じたところによると、投資額は定かでない。WiMax(Worldwide Interoperability for Microwave Access)は、各種長距離ネットワークに便乗し、無線データを送・受信する技術。Sequansの権益を取得したことにより、ADAG傘下のReliance Communications Ltd (RCOM)は、最先端の技術にアクセス、最新のサービスを早期に提供できる。アナリストらによれば、RCOMは第3世代(3G)WiMaxを飛び越えインド国内で4Ｇサービスを提供することを目指しているようだ。今日Wimaxは2Ｇプラットフォームを通じて提供されている。
半導体メーカーのSequansは固定／移動WiMaxサービス業者向け組込システムの他、フェムトセル(femtocell:半径10m程度の極小セル無線技術)／基地局／加入者線終端装置／家庭ゲートウェイ等のネットワーク・コンポーネント用チップ技術を提供している。同社はまた無線WiMax技術MIMO(multiple-input multiple-output:同一時刻・同一周波数でより多くの情報を同時伝送する無線技術)の特許権を保持し、台湾企業TECON等の通信機器メーカーと提携している。Alcatel Lucent／Motorola／Societe Generale Asset Management／Add Partners／Cap-Decisif等のテレコ ・メジャーや少なからぬベンチャー・キャピタル会社がSequansに出資している。
マハラシュトラ州Puneとカルナタカ州Bangaloreで既にWiMaxサービスを開始したRComは、メトロ(人口100万以上の都市)を含む10～12都市におけるサービスを準備している。
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