2008-02-13 ArtNo.40592
◆風力発電のSuzlon、世界最大のダクタイル管工場建設
【チェンナイ】風力発電設備会社Suzlon Energy Ltd(SEL)傘下のSEForge Ltd(SEFL)はタミールナド州Coimbatoreにダクタイル管鋳造工場を建設した。
インディアン・エクスプレスが2月10日報じたところによると、SEFLのHugo L Schippmann重役(ED)はこのほど同紙に以上の消息を語った。それによると、新工場は用途に応じた各種ダクタイル管を年間12万トンの製造でき、世界最大のダクタイル管鋳造施設と言える。半自動式の同工場はまたエンド・ツー・エンドのソリューションを提供できる。
SEFLはグジャラート州Vadodaraにも年産7万トンの最新式鋳造施設を設けた。両工場は何れも特別経済区(SEZ)内に設けられ、世界市場、とりわけ欧州市場の需要に応じる。これまでに両工場に1000クロー(US$2542万)を投資したSEFLは、2年内に投資を2倍に拡大、製造能力も2倍に拡張する。両工場は5月に試運転を開始、6月乃至7月までに商業運転も開始する。売上げは2年内に2500クロー(US$6.35億)に達する見通しだ。
世界のダクタイル管市場規模は550億米ドルと見積もられ、5~7年内に750億米ドルに達するものと見られる。アジア市場が全体の40%近くを占めている。
SEFLは研究開発(R&D)から鋳造設計補助、パターン、仕上げまで総合的ソリューションを提供すると言う。
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