2008-02-13 ArtNo.40590
◆Deepak Fertilisers、ノルウェイ企業と合弁契約
【ムンバイ】ノルウェイを拠点にする年商140億米ドルの肥料・特殊化学品メーカー、Yara International ASA (YIA)は、マハラシュトラ州Pune拠点のDeepak Fertilisers and Petrochemicals Corporation Ltd(DFPCL)と、インド国内で硝酸アンモニウムや化学肥料を製造・マーケッティングする合弁契約を結んだ。
ビジネス・スタンダードが2月11日伝えたところによると、DFPCLとYIAはそれぞれ合弁会社に51%と49%出資する。合弁会社はDFPCLがオリッサ州Paradipに建設中の年産30万トンの硝酸アンモニウム製造施設に投資する。しかし具体的投資額等は不明。
YIAのステートメントによれば、インドは年間40万トンのテクニカル硝酸アンモニウムを消費しており、発電用石炭の需要に支えられ、硝酸アンモニウム市場は年率5~6%の成長を遂げている。硝酸アンモニウムは鉱山や炭坑で使用される爆薬の原料として用いられる。
DFPCLはインド唯一の主要な硝酸アンモニウム製造会社で、年間製造能力は14万トン。残りの国内需要は輸入により賄われている。
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