2008-02-13 ArtNo.40589
◆Reliance Wellness、年商US$15億目指す
【ムンバイ】Reliance Retail Limited(RRL)の10番目の小売りフォーマット、ビューティー&ウェルネス・チェーン『Reliance Wellness』は3年内に年商6000クロー(US$15.25億)の達成を目指している。
ビジネス・スタンダードが2月8日伝えたところによるとリライアンス・ウェルネスは7日、マハラシュトラ州Mumbai市内Chembur地区に3500平方フィートの第6店舗をオープンした。RRLのNinu Khannaヘルス&ウェルネス部門主任(CEO)によると、16人が勤務する同店舗には800万ルピー(US$20万)が投じられた。RLLは2008-09年中に150店、3年内に1200店をオープン、向こう3年間に900クロー(US$2.29億)を投じ、1万9000人を雇用する予定だ。
ウェルネス・ストアは、1)健康食品(health foods)、2)個人用品(personal care products)、3)保健用品(healthcare products)、4)医薬品(pharma products)の4カテゴリー、およそ8000品目を販売する。この領域にはまだ組織プレーヤーが存在せず、今後急成長が予想されることから、進出を決めた。リライアンス・ウェルネスはワンストップ・ショップを目指す。
インドのヘルス&ウェルネス市場は4万クロー(US$101.66億)と見積もられ、年率15%の成長を遂げている。またこの種の商品のマージンは15~30%で、製造業者から直接購買することにより、小売りマージンを一層拡大できる。
リライアンス・ウェルネスは商品を最高小売価格(MRP:maximum retail price)で販売するが、5~25%のディカウントを提供する。店内に眼科コンサルタントや栄養士、その他の保健専門家を常駐させる他、イベント、セミナー、ワークショップ、キャンプ等を催し、ウェルネスに関する啓蒙活動を展開する。当面はトップ50都市に照準を合わせるが、その後2級、3級都市(tier-II and tier-III cities)にも出店すると言う。
ちなみに親会社のRRLはこれまでに生鮮雑貨店Reliance Freshを含む約500店舗をオープンするとともに、2万5000クロー(US$63.54億)を投じて、15万人を雇用する計画を発表している。
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