【ニューデリー】全国気体包接化合物探査プログラム(NGHP:National Gas Hydrate Programme)の下、東海岸沖合で実施された初の高度な気体包接化合物探査プログラムの結果、インドには2000兆立方フィートのガスハイドレートが存在することが明らかになった。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月7日伝えたところによると、V.K. Sibal炭化水素資源総監(DGHC:director general of hydrocarbons)は6日当地で催された『ガスハイドレート国際会議』の会場で、マスコミに以上の消息を語った。それによると、これまでに20サイトを掘削、11サイトでガスハイドレートが発見された。これら11サイトは何れも東海岸沖合に位置している。
ガスハイドレートは天然ガスと水の氷状の結合体として存在し、Krishna Godavari海盆、Mahanadi海盆、Andaman海盆等で発見されており、譬えこうした資源の10%を採取できたにしてもその潜在性は極めて大きい。世界的にガスハイドレート資源は膨大な量にのぼり、豊富な新エネルギー源を成している。どれほどの困難が伴うにしても、開発のメリットは計り知れないと言う。